ストーブ入門

薪ストーブは危なくないの?

やや危ない、というところです。生の火を屋内で扱うのですから、きちんとした使い方、安全に気を配らなくてはなりません。子供たちがナイフを使って鉛筆を削ることに似たような危なさはありますが、わずらわしくてもしっかり伝えたい生活術といえます。火を心配する方が火災を懸念することがありますが、正しい施工とシーズンオフの定期的なメンテナンスで防ぐことができます。

実際の暖房効果はどんなだろう?

標準的な薪ストーブを1台で30~40坪の暖房をすることが出来ます。つまり、家全体を1台のストーブで暖めるわけですが、これは対流現象によるためだけではありません。ストーブからでる輻射熱が壁に反射して広がっていきます。壁に遮られている部分もこの輻射熱の反射によって暖かくなるのです。炎のゆらめきをみる視覚から脳に伝わる暖かさと200キロ近い鋳物本体からでてくる大量の遠赤外線が身体の芯まで緩やかに心地よく温めます。

煙は心配ないですか?

煙はストーブの上部の触媒方式で90%燃焼させます。つまりほとんど煙は出ないということです。アメリカの環境保護局が設定した世界で一番厳しい排煙規制をクリアした薪ストーブをお薦めしています。これらの機種ですと、住宅地でも安心してお使い頂けます。

外出する時はどうすればいいですか?

慌てて消そうとする必要はありません。酸素が供給される空気調節口を全て閉めてしまえば自然に消えます。消火を待つ必要もなく、そのままお出かけ下さい。夜お休みなるときは空気を絞ってとろとろと火が長く燃え続けるようにすれば、朝までお部屋の温度を保てます。

何でも燃やしていいですか?

接着剤や薬品がついたものはだめです。温度が上がりすぎて本体を痛めます。木の種類は問いません。杉など皮の厚い物は灰の量は増えますが、間伐材等で入手しやすく、腐らせておくよりはずっと環境保全になります。農家から預ける果樹は香りがよく、硬い梨の木などはとても火もちがよい薪です。薪ストーブを使うということは、地球の環境を壊すことなく共存する生活スタイルを実現することなのです。

ストーブの性能とはどういうことをいうのですか?

貴重な薪を浪費せずによく暖める力です。カタログの「最大燃焼効率」という数値だけで比較してしまうと大きな誤算がうまれてしまいます。薪ストーブを生活に取り入れたとき「最大の燃焼状態」で焚くことはほとんどありえません。つまり自動車などの最大出力のような数値と考えてください。触媒方式のストーブは低温から高温までかなり高い燃焼効率を保つので実績の燃費、薪の消費量に際立つ違いが現れます。

薪の量はどれ位必要ですか? また、入手方法は?

一日中焚き続ける場合で2~3束消費します。(1束、500円位)燃焼店ホームセンター、森林組合等で取り扱っています。1束は約7~9kg程度で、長さは50cmくらいです。一冬分まとめ買いする時は2.2m3位で一棚になり、価格は10,000円/棚前後で、5~6棚用意するといいでしょう。薪の消費量は木の種類や焚く頻度、ストーブの性能によって大きく違いあります。

自力で薪を集める方法

一日中焚き続ける場合で2~3束消費します。(1束、500円位)燃焼店ホームセンター、森林組合等で取り扱っています。1束は約7~9kg程度で、長さは50cmくらいです。一冬分まとめ買いする時は2.2m3位で一棚になり、価格は10,000円/棚前後で、5~6棚用意するといいでしょう。薪の消費量は木の種類や焚く頻度、ストーブの性能によって大きく違いあります。

今住む家にいれるには、どんな工事が必要?費用は?

まず、煙突が出せるかどうかが、最初のポイントです。壁を貫通してめがね石をはめ込み横出しにするか、まっすぐ立ち上げて屋根だしにしたりします。さらに薪ストーブを使用するには、16帖くらいの空間が必要です。暖かい広さに応じて機種をお選び下さい。床面はよごれるし、強度が必要なので、鉄板など不燃材をしきます。壁には耐火煉瓦を積んでステージをキチンとつくることをおすすめします、費用はデザインや材料、煙突の長さで幅がありますが、本体設置、煙突工事、ステージ施工含めて、100万円前後位が目安です。本体価格だけではない事にご注意ください。煙突もいろいろですが、薪ストーブの暖房性能を十分ひきだし、安全に使っていただくために断熱効果のある二重煙突を必ずおすすめします。シングルでは外気に影響を受けて煙突内にタールが付着します。煙突掃除が頻繁に必要ですし、怠ると危険です。薪ストーブを置く場所を決めたら、壁からの距離、可燃物から距離に注意し、安全基準をもとにして設置します。

どんなストーブがいいの?

どれもいいのです。どっちにしても「炎を見るのは楽しい。」のです。しいていえば、「丈夫で長持ちできて、煙の少ないもの。」が、より愛せるでしょう。そして、例えば「毎日使う。」「主暖房にしたい。」という変わり者でしたら、あまり大きすぎない(これは燃焼効率につながる)鋳物の製品で、できるだけ重い物を選ぶことが大切です。薪ストーブの重さは実は「暖かさのやわらかさ」につながります。本当に薪ストーブをしっかりと選択したいという、「超変わり者」の人は、更に勉強が必要です。環境や自然を大切にしたいと願うなら、「クリーンバーン」、「触媒」、「クリーンバーン+触媒」など様々な方式で燃焼効率を高めたものがあります。今、世界中の薪ストーブの中で通常の実用範囲で、最も優れた性能を持つものとしては、やはり「クリーンバーン+触媒」方式の現在の技術の結晶である米国「ダッチウエスト社」の製品が、ゆるぎない支持を受け続けています。その特徴は「暖かさのやわらかさ」「薪の消費量が少ないのに暖房効率が他より高い」「シンプルで渋いデザイン」です。

本来の薪ストーブの主流はヨーロッパでしたが、「自然環境の保護」という考え方が重視されるようになってからは、薪ストーブの技術も北米中心に飛躍的に変化しました。環境基準の最も厳しい米国では、薪ストーブにさえも「排ガス規制」がいち早く導入されたために、排気をクリーンにするための技術である触媒方式やクリーンバーン方式が実現し、燃焼効率も同時に高まりました。中でも極めて先進的であったダッチウエスト社の薪ストーブは、世界に先駆けて「触媒+クリーンバーン」という驚異の技術を完成させて薪ストーブの技術をリードしてきました。雪国科学はダッチウエストの正規代理店です。だから、安定した部材供給ができ、お客様のご要望に迅速に対応し、メンテナンスにも熟練したスタッフが御相談に応じています。

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